技術情報

検針機

  • 針先について
針先異物とは、すなわち折針の事ですが、サイズ、切断面等状況により形状の一定しない異物を指します。更に検査対象品に混入する針先異物の方向性も一定ではありません。上記の理由から、ハシマでは針先のサイズを検査基準とする事は不適切であると判断し、鉄球換算基準での機械感度設定を採用しています。

  例)実際の折針
    切断面がストレートではなく、長さによって質量を想定するのは困難であることがわかります。
  • 針先と鉄球の質量比較
以下は公的測定機関において針先と鉄球の質量測定をした結果です。

表の通りDB×1  SF9番 の先端 3㎜は、質量はテストピース0.8㎜φとほぼ同じです。 テストピースと針は同等成分を採用されているので、体積的にもほぼ同等と考えられます。

 

上記は、あくまでも針先と鉄球の質量(体積)の比較になり、実際の折針はセンサーヘッドに対して長手方向・ 短手方向が存在し、方向性により検出反応が異なります。それは右図のようにセンサーヘッドへの針先進入方向が、縦、横、垂直なのかによって検知される電流値が変わるための違いです。
そのため横方向では検出できるが、縦方向では検出できないといったことが発生し、異物質量がテストピースを上回れば必ずしも検出できるわけではありません。
弊社ではこの問題に対応するため、2度検針用デバイスや、角度の異なるヘッドを2つ搭載したツーヘッド型検針機も用意しております。


 
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