検針機について

検針機の構造

検針機とは、永久磁石と検出コイルをセンサーヘッド内に配列し、磁石から出ている磁力線に 反応する磁性体(磁石にくっつく物)を検出します。

検出の仕組み

センサーヘッド内の永久磁石と検出コイルの間に磁力線が形成されています。
折れ針等の磁性体が磁力線に近づくと、磁力線が変形し、その結果微弱な電流が流れます。
検出コイルによって検知された電流が処理回路に送られ、検針機の感度設定と比較し、 閾値を上回った場合、ベルトコンベアを停止し、逆回転させ、アラームを鳴らします。

 

磁性体以外の反応

上記で述べた通り、基本的には磁性を帯びた物が検知されますが、中には非磁性体金属(磁 力に反応しない物)であっても検知してしまうケースがあります。 検針対応付属品(NC対応品)であっても数が重なったり、表面加工が削られたり、また応力 によって磁性ありの結晶構造に変化することがあり、検知することもあります。 さらに検針対応付属品φ0.8㎜対応品であっても、わずかな反応は出ているため検査商品本体 や付属品の個数、また機械に付着したゴミや塵の反応との足し算により検知するケースも御 座います。 また極稀な事象ではありますが、非金属であったとしてもストッキング等のナイロン系(石 油製品)であったり、天然素材の獣皮革製品等でも反応が出る場合もあります。

ハシマ製検針機

㈱ハシマは、1994年に初号機になるHN-600Cを製造販売スタートしました。 企業努力により、時代に合わせ様々な検針機を開発・製造・販売をしております。 現在では(2019年)、HN-870CSと機種が変わり過去の機械との比較が把握しづらくなってき ております。 そこで、今までのコンベア検針機比較を下記にてお知らせ致しますので、ご確認頂ければと思 います。

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