誤検知について

検針機

検針機は永久磁石から出ている磁力線のわずかな乱れ具合を検出していますので、機械本体の振動や、周辺機器からのノイズの影響を大きく受けます。これにより誤検知に繋がる可能性が高くなります。

上記の写真は、検針機の磁場に影響を与え、誤検知する可能性のあるものの一部です。
折針等の異物が混入していないにもかかわらず、検針反応が出たりします。誤検知は周辺の環境要因や、振動以外に商品自体の影響によるものもあります。
非磁性体(磁石に反応しない物)であっても磁場に影響を与える場合もあります。
例えば、石油系素材のナイロンや、ウレタン等が磁場に影響を与え、誤検知してしまう報告もあります。これらの反応をマテリアルエフェクトと呼びます。

これらの誤検知は時として、鉄系反応とは反対のマイナス方向への反応になることもあり、場合によっては反応同士打ち消し合い、本来検出したい折針の見逃しにもつながる可能性があります。よってハシマは、商品の1枚検針を推奨しております。

*1枚流し

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